暮らしにフィットした間取りをつくる“暮らしインタビュー”

2016.02.17

9ヶ月前に入社した総務の真美ちゃんがこんな気になる話をしていました。

この会社に入社して初めて“暮らしインタビュー”という言葉を聞きました。私が家を建てた時の工務店はこんなに丁寧に聞いてくれなかったですし、こんな風に長い時間を取ってしっかりとお客様の要望を聞いてくれる工務店ってなかなかないですよね。なので、これからマイホームを建てるお客様が羨ましいです!」

暮らしインタビュー
確かに聞き慣れない言葉ですよね。
当社ではそう呼んでいますが、他社では普段の打ち合わせ中で行う場合が多いです。

家づくりの中で最も大切な時間であると私たちは思っています。
しかしなぜ、そこまで重要視しているのか。どのくらい必要なのかについて、今回はお話ししていきたいと思います。

これを読みながら、あなただけの家づくりの参考になれば幸いです。

具体的にどんなことをしているの?

“暮らしインタビュー”とは
お客様と営業担当、設計担当、インテリアコーディネーターの4者で行い、今までの生活スタイルや新居での理想の暮らしについてお聞きする、インタビュー形式のお話合い。お客様の生活スタイルにフィットした間取りを考え、理想の家を作り上げていく重要な共同作業

例えば、朝食、夕食を何時に誰が食べるのか?洗濯物はどんな風に干すの?日光に当てたいの?部屋干し?ストック品は多い方?少ない方?などなど

さらに、ご家族一人ひとりが、平日と休日にどんな生活をしているかタイムスケジュールにして頂いています。

こんな細かいところまで必要なの?

びっくりされることもありますが、私たちがお客様の普段の生活スタイルを細かく理解することによって、『本当に住みたい家』を実現していく第一歩となります。

そして細かい生活スタイルをお伺いした後は、新居でどのような生活したいかをお伺いしますですが、ここはまだ家作りのスタート地点。「こうしたい!」という鮮明なイメージがあるお客様はあまりいらっしゃいません。安心してください。イメージ写真などを見ながら少しずつイメージを膨らませていきましょう。

暮らし1 インタビューの風景

理想の家を作るために、こんなことも必要。

現在のお住まいを担当者に見て回ってもらうことが大切な作業となります。
LDKはもちろん、玄関、トイレ洗面所、お風呂、収納、
クローゼット、食器棚、
他には冷蔵庫の中まで・・・

暮らし2
参考写真:A様邸洗面脱衣所

「え~無理っ!どうしよう掃除しなきゃ~!」という渋い反応が返ってきそうですね

わかりますも絶対に同じ反応をすると思います。

ですが、ここまで深堀りしていくことによって、ご希望通りの間取りを設計スタッフが作り上げていくことができるのです。

暮らし3どこにでもあるような量産型の設計をご希望であれば、この作業は必要ありません。
”想像以上の価値ある住まい”にするためには、生活スタイルを突き詰めて知る必要があるのです。

なぜここまで重要視するのか。

設計前から多くの時間を費やすことは双方にとって負担に感じてしまうかもしれません。
マイホームの購入をただの”大きな買い物だけで終わりではなく”それ以上の価値をつけたい”と思うのであれば、時間以上の価値が必ずあります。

当社では、実際に暮らしインタビューを通して家作りをされたOB様からにはこう言っていただけます。

休日に出掛けなくてもいいんですよだって我が家が一番居心地いいから。

建築する者にとってこの言葉が何よりも嬉しく、明日の糧にるのです

まとめ

いかがでしたでしょうか。
マイホームを建てるのであれば”ただの”大きな買い物”ではなく”価値のある大きな買い物”にしたくありませんか?

”暮らしインタビュー”を行えば、長い時間を費やしてしまうことになってしまいますが、想像以上の価値ある住まいができるはずです。

「今現在こんな住み方をしています」
「新居ではこんな住み方をしてみたい」

もし相談されている工務店様がいらっしゃれば、ぜひご自身からでも提案してみてください。
担当者に自分たちのことを知ってもらい、深く理解をしてもらうことがとても大切なんですよ。

 

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