スチーム洗浄機で床のカビ取りをしてみよう。

2018.03.22

年間を通して安定した温度と、湿度で室内環境が安定している弊社の住宅ですが、ごく稀に木部などにカビが発生してしまう場合があります。
主な発生箇所は、閉め切った物入れや、年間通して濡れる頻度が高い場所など。

原因は、フローリングの実(サネ)と実(サネ)の隙間などが濡れてしまい表面からふき取っても、内部まで拭き取れないことが多く、その隙間にカビ菌などが付着し発生してしまいます。

 

今回は、木部などに発生してしまったカビをスチーム洗浄機で除去する方法をご紹介致します。

 

 

スチーム掃除機を用意

これがスチーム洗浄機です。
ホームセンターで5千円ほどで購入できました
洗浄部分が一体型の物と、ホースで繋がった別体型がありますが、住宅の掃除などで使う場合は、細かい部分まで洗浄部品が届く別体型がおすすめです。

上部のキャップから水道水を注ぎ、コンセントに繋いでからスイッチオン!
約五分程で湯が沸き、スタンバイ状態になります。

 

 

作業開始

カビの生えたパインの無垢フローリング床です。

発生場所は、恥ずかしながら弊社事務所棟の裏口付近の床のカビです。
濡れた資材などを一時的に保管するなど日常的に行っているので、カビの範囲がどんどん大きくなってしまいました。

 

 

それでは作業を始めましょう。

まず、洗浄機から出る蒸気を全体に吹きかけ蒸らします。
そのあと付属のブラシを取り付けて軽くこすって行きます。
この時、乾いてから傷が目立つようになってしまわないように、あまり強い力でゴシゴシ擦らないように注意ください。

 

まだ湿っていますが、カビは大体除去できました。

30秒くらいの作業で大体のカビが取れました。

 

水拭きをして乾けばカビ取りは終了です。

しかしスチーム系の洗浄機を使うと、コーティングしている蜜蝋ワックスが熱で一緒に溶け出してしまいます。
そこで、完全に乾燥した後、蜜蝋ワックスを塗りこみ完了です。

 

 

まとめ

・作業前にカビ部分をスチームで蒸らす。

・長時間こすると変色の元になるので手早く作業する。

・強い力でゴシゴシとこすらない。

・杉フローリングは変色が激しいので使用しないでください。

・スチーム作業後は床に蜜蝋ワックスを塗り込む。

 

以上です。

次回はペンや塗料などが付いてしまったときの補修方法を紹介します。

 

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