『漆喰塗り体験』やってみました!

2017.07.07

こんにちは、初めまして。

5月に設計部に入社しました栗原瑠美です。

初めてのブログで緊張していますが、読んでいただけると嬉しいです。

今回私は、室内の壁になる『漆喰塗り体験』をしてきましたので、さっそくご紹介します。

 

漆喰塗りの前に~材料&下準備編~

 

漆喰を壁に塗る前に、大事な工程があります。

それは・・・

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メッシュテープ』を貼って平らにならす下処理をします。

何も処理をしていない壁に塗ると釘やビスの溝や穴などに漆喰が入り込んで、仕上がりがボコボコ穴の開いた状態になってしまいます。

でもメッシュテープを貼ることで、漆喰を上から塗っても入りこむ事がなく綺麗に仕上がります。

職人さんのひと手間に工夫がつまっています。

素晴らしいです!

 

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次のアイテムは『塗りゴテ』です。

壁に塗っていく左官屋さんのパートナーです。

いくつか塗りパターンがあるのでご紹介します。

 

~扇型~

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円を描くように塗ります。

左官屋さんに試し塗りをして頂いたのですが『あ~、それだそれだ!私が思っている漆喰の壁だ~(心の声)』と思っていたら…

 

左官屋さん 『これは、昔流行った塗り方だよ』

 『あ、そうなんですね。』

 

時代というものは切り替わりが早いです。

完全に乗り遅れてます。

 

そして続いては…

 

~波型~

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うねるように上部から塗っていきます

この『波型』が、お客様から人気なのだそうです!

 

確かに、なめらかで木との相性に合いますね。

波型に塗られた壁をオレンジ色の照明でポッと照らすと、部屋が包み込まれる様に落ち着いた空間になります。

とても素敵です。

 

更に続きまし…

 

~ランダム型~

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切れるように、ランダムに塗ります。

左官屋さん曰く「ただ単にランダムで。」とおっしゃるのですが、これは左官屋さんだからこその『プロの技』ですね。

 

ランダムは、お部屋をナチュラルで可愛らしい雰囲気にしてくれます。

お子様のお部屋や個室などにぴったりです!

 

そして、最後は…

 

~くしびき~

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『くし』を使ってザラザラした感じに塗ります。

今回はくしの道具がなかったので代用アイテムを使用してイメージを作って頂いたのですが、実際は道具を使って仕上げていきます。

和室などに塗るとそこだけ雰囲気が変わりますね。

 

いざ、実践!

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漆喰を練って…

 

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ざざざざざッ!!!

 

 

 

む、難しいです…

ですが初めての漆喰塗り体験が楽しくて、夢中になって塗っていました。

 

左官屋さんは実にサッサッサと塗ってくれます。

その様子を拝見して『ふむふむ。私にも出来るぞ。』と思っていたのですが…。

さすがプロです。

改めて職人さんの技術にすごいなと思いました。

 

最後に『まめ知識!』

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この壁に『プクっ』と膨らんだもの。

これは漆喰が呼吸をした跡です。

 

漆喰は自然素材の岩石でできています。

自然素材というのは微量ですが必ず呼吸します。

なので、こういったプクっと膨らんだものができるのです!

 

生きているんですね。

また一つ勉強になりました!

 

 

~まとめ~

いかがでしたでしょうか。

弊社で建築されるお客様は『漆喰塗り体験』や『どの塗りパターンで塗られるか』など。

実際に現場で左官屋さんと打ち合わせをしていただきます。

なので、このブログが少しでも皆さまのお役に立てれば光栄です。

 

どの塗りパターンも味わいあるものです。

ぜひ皆さまも実際に漆喰塗りを体験して、職人技に触れ、完成したお漆喰壁の姿を楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

以上、設計部の栗原でした!

 

この記事を書いた人

栗原 瑠美

栗原 瑠美

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